眼科クリニック幸地

コンタクトレンズについて Contact Lens

コンタクトレンズの種類

ハードコンタクトレンズ

黒目より小さくかたいコンタクトレンズです。
装用当初は異物感があり慣れるまでに多少時間がかかります。個人差がありますが、毎日確実に装用し続けることにより装用感は良くなります。

目に異物がはいったり、黒目に傷がついたりすると、痛みとして敏感に反応するので、早期治療が可能です。
激しいスポーツには不適切なレンズです。

メリット

・光の屈折を正確に調整することができるので、乱視矯正力に優れています。
・まばたきのたびによく動くので、涙液交換が効率よく行われ、目への酸素供給がスムーズです。
・目にゴミが入ったり、何か異常があったらすぐに異物感を感じるので、目の異常が早期に発見できます。
・レンズの寿命が長いなど、比較的経済的に利用が可能です。

メリット

・慣れるまでに多少時間がかかる。(個人差がありますが、約1〜2週間)

ソフトコンタクトレンズ

黒目より大きいやわらかなコンタクトレンズです。
水分を多く含む素材で異物感を感じにくく、つけ心地が非常によいため慣れやすいことが特徴。

角膜をすっぽり包み込んだ状態で装着するため、ズレたり外れたり少なく、激しいスポーツなどをする方にも最適なレンズです。

メリット

・装用感がよい。
・はじめてでも慣れやすい。
・ゴミやほこりが入ってもハードレンズほど痛くなりにくい。
・激しいスポーツでもズレたりはずれたりしにくい。

デメリット

・酸素透過性が劣るため、角膜への負担が大きい。
・ドライアイになりやすい。
・異物感を感じにくいため、眼病の進行を進める可能性がある。
・特に使い捨ての場合は不経済。

コンタクトレンズは、提携の「幸地コンタクト・メガネ」にてご購入いただけます。

幸地コンタクト・メガネ

定期検診のご案内

自覚症状がないまま、病気が進行していることもあるので当院では半年〜1年に1度の定期検診をご案内しております。
また少しでも異常を感じたら、コンタクトレンズの使用を中止し眼科を受診してください。

コンタクトレンズによる眼障害

角膜新生血管(かくまくしんせいけっかん)

コンタクトレンズを長時間装用し酸素不足が続くと酸素不足を補うため、血管が角膜に侵入します。

巨大乳頭結膜炎(きょだいにゅうとうけつまくえん)

コンタクトレンズの汚れや刺激が原因で瞼の裏にぶつぶつができて、不快な状態が続き、レンズがずれやすくなります。

角膜潰瘍(かくまくかいよう)

コンタ角膜に傷がつき感染症を起こすことで角膜組織が壊れて行く症状です。
痛みや充血、角膜が白く濁るなど、さまざまな症状が挙げられます。コンタクトレンズを装用したまま眠ったり、レンズケア不足や誤った取り扱いをした場合にみられます。
視力低下や失明の可能性もあるため、早めの治療が必要です。クトレンズの汚れや刺激が原因で瞼の裏にぶつぶつができて、不快な状態が続き、レンズがずれやすくなります。

トラブル中の対応

トラブル中にコンタクトレンズを使用すると、症状の悪化へとつながります。
コンタクトレンズを日常的に使用している方でも、何かあった時のためにメガネのご用意をお願いいたします。
また症状が落ち着くまでは、貸しメガネもご用意しております。