院内設備

視力検査装置

視力検査装置

当院では電子カルテ導入により視力検査の入力もiPadを使用しています。

オートレフ・ケラトメーター

遠視、近視、乱視などの屈折異常を測定し、このデータを基に視力検査を行います。

オートレフ・ケラトメーター

眼圧検査

眼圧検査は緑内障の患者様にはとても大事な検査です。
緑内障の治療がうまくいっているかどうかは眼圧の高さや低さも判断基準のひとつです。
眼圧は一日の中で朝、昼、晩、また深夜でも変動します。また個人個人、平均値が違うので他の人との比較してもあまり意味がありません。
あくまで患者様個々のデータの変動を見ていきます。また緑内障が疑われる患者様の場合は、非接触型眼圧計(画像1)ではなくゴールドマン型眼圧計(画像2)での測定も必要です。

非接触型眼圧計(画像1)

非接触型眼圧計

ゴールドマン型眼圧計(画像2)

ゴールドマン型眼圧計

角膜内皮撮影解析

主にコンタクト検診や白内障手術後の検査に使用し、角膜内皮細胞の形や数を測定します。
老化や目のケガ、コンタクトレンズの使用により減少してしまう細胞は、死んでしまうと再生しないのでとても大事な細胞です。

角膜内皮撮影解析

角膜形状解析

角膜の歪みやへこみを調べる装置です。強い乱視や円錐角膜(えんすいかくまく)、コンタクトレンズ合わせに必要なデータを撮ります。

角膜形状解析

超広角走査型レーザー検眼鏡カリフォルニア(オプトス)

眼底カメラは眼底の血管、網膜、視神経を調べる検査です。画角200度、眼底の約80%の領域を無散瞳、非接触で撮影します。これにより正確に病気の診断をし、今後の治療方針の決定や治療効果の判定を行います。

超広角走査型レーザー検眼鏡カリフォルニア(オプトス)

光干渉断層計(OCT)

高画質画像をすばやく撮影できます。
OCTでは網膜(カメラのフィルムにあたる部分)の断層を撮影する検査です。緑内障で障害を受けている神経の広がり、糖尿病網膜(とうにょうびょうもうまく)症での網膜の浮腫の程度、加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)の病気の進行度合い、などが分かります。
これにより正確に病気の診断をし、今後の治療方針の決定や治療効果の判定を行います。

三次元眼底像撮影装置

ABモード

Aモード:白内障の手術で使用する眼内レンズの度数をより正確に決定するための装置です。
目に棒状の器具をあて、超音波により眼軸長(がんじくちょう:目の長さ)を測定します。
Bモード:目の断面図を超音波で撮影し、出血や網膜剥離などがないか超音波で調べます。

ABモード

光学式眼軸長測定装置

白内障の手術で使用する眼内レンズの度数をより正確に決定するための装置です。
光により眼軸長(がんじくちょう:目の長さ)・角膜の丸み・前房深度(ぜんぼうしんど)・水晶体の厚みなど、多くの部分を目に触れることなく、一度に測定することが出来ます。Aモードに比べると患者様への負担無く検査することができます。

光学式眼軸長測定装置

視野検査

視野の異常をみることで緑内障をはじめ、多くの目の疾患がわかります。
緑内障では視神経の障害はゆっくりと起こり、視野も少しずつ狭くなっていくため初期の場合、日常生活においては自覚症状を感じることはほとんどありません。
そこで定期的に視野検査を行うことで、緑内障の進行具合いを知ることが出来ます。
網膜や視神経の病気や脳腫瘍の発見にも有効です。

ハンフリー視野計

視野の範囲や欠落部を調べます。緑内障の早期発見に役立ちます。

ハンフリー視野計

ゴールドマン視野計

視野の広さを測定します。ゴールドマン視野計での検査結果は疾病の診断の他、身体障害者の視覚障害による等級判定にも用いられます。

ゴールドマン視野計

レンズメーター

メガネやハードコンタクトレンズの度数などを測定する装置です。
メガネが処方せん通りに出来ているかチェックすることができます。

レンズメーター

深視力検査

深視力検査

深視力計です。両脇の2本の棒は固定されており、真ん中の棒が前後に移動します。
3本の棒がちょうど同じラインに並んだと判断した時にボタンを押し両脇の2本の棒との誤差をチェックします。
3回チェックして、誤差の平均が2cm以内であれば正常です。